2010年9月14日11:13 AM

内田樹氏の文章をよく読む。

内田氏がよく言っている「スキャンする力」。

自分を含む風景を上空から俯瞰する想像的視座に立つ能力と言っている。言い換えれば幽体離脱的感覚。

まさに広報に関わる人の基本として必要な力ではないでしょうか。

自分たちの会社の視点だけで考えるのではなく、自分たちのサービスや製品、あるいは会社そのものが、世界で、日本で、あるいは業界でどんなポジションにいるのか、どんなポジションをとりたいのか、上空から俯瞰する。

企業の広報担当者はもちろん、広報の先頭に立たなければならない経営者や重役の方々にこそ必要な感覚だと思います。

さて、わたしも目黒広報研究所の一員として、広報実務のことや広報視点でおもしろいと思ったことを書いていきます。文章というよりこんなふうにつぶやきに近いかもしれませんが、どうぞヨロシクお願いします。

田中義之

 

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1件のコメント

  1. 目黒広報研究所 » Blog Archive » 「時間の流れの中のマッピング」 says:

    [...] この目黒広報研究所を始めて最初に、広報に必要な能力として「スキャンする力」のことを書いた。自分の所属する会社のポジションを自分の目線で見るのではなく、自社を含んだ風景 [...]